大切なお知らせ
2024/07/15 (Mon)
【解散のお知らせ】
いつもヒステリックパニックを応援いただき、誠にありがとうございます。
この度、ヒステリックパニックは本日をもちまして解散することとなりました。
これまで、ヒステリックパニックに多大なご声援をいただきましたファンの皆さま、全国各地のライブハウスやその関係者の皆さま、右も左も分からない我々の面倒を見てくださったビクターの皆さま、各メディアの皆さま、そして一緒にライブをしてくださったバンドマンの皆さまには、心から感謝を申し上げます。
これからメンバーはそれぞれの道に進みますが、新しい活動を始めた際には、どうか温かく見守っていただけますと幸いです。
以下、各メンバーからのコメントとなります。
これまで本当にありがとうございました。
ヒステリックパニック 一同
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【Vo/Gt.Tack朗】
どうも、Tack朗です。
これまでヒステリックパニックを応援していただき心からありがとうございました!
そして突然、悲しいお知らせをしてしまい大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
クソ長くなってしまいますが、最期まで目を通していただけると幸いです。
まずはじめに、ヒスパニ解散の原因は僕にあります。
あまり生々しくは語らないつもりですが、数年前からとある精神疾患を患ってしまい、それでもなんとかヒスパニを建て直そうと自分なりにもがいてきました。
ですがその過程でメンバーやチームとすれ違いが生じ、気がついた時にはとても修復できるものでは無くなってしまいました。
今思えばあの時に自分の弱さや胸の内を打ち明けることができていれば、或いは違った未来があったのかもしれないと思うと悔やんでも悔やみきれません。
この場を借りてですが、
とも、おかっち、やっち、今までたくさん迷惑をかけて本当にごめんなさい。
そしてこんな俺と今日までヒスパニを続けてくれて本当にありがとう。。。
2012年の初ライブから約12年、思えばあっという間でした。
新卒サラリーマンだった僕が休日にライブをしてちょっと女の子にモテて楽しく人生を過ごせたらいいなーって軽い気持ちで結成したのがきっかけでした。
そんな無所属の趣味バンドが全国初流通音源でいきなりオリコンインディーズチャート1位獲得、ビクターからのメジャーデビュー、ラジオやテレビ、雑誌などのメディアへの露出、数々の有名なフェスへの出演、全国ツアーやZEPPワンマン公演など、、、他にも数えたらキリがないくらいバンドには夢が満ち溢れていました!
一般の方からしてみれば、まるで毎週結婚式を挙げているような、そんな最高にトチ狂った日々は僕の人生の宝物です。
だけどその反動でそれ以上の刺激が無いと常に喉が渇いたような感覚に陥り、まだ叶えていない夢達への執着が膨らみ、現状に満足することができなくなり、もっと良い曲を書かなければと次第に自分を追い詰めるようになってしまいました。
今思えば僕は"音楽の死神"に取り憑かれていたのでしょう。
バンドを始めた頃はスタジオでデカくて下手くそな音を鳴らすだけであんなに幸せだったのに。
そんな大切なモノをどこかに落としてしまった僕への罰が今回の解散だと思っています。
本当にごめんなさい。
自責の念ばかり綴ってしまいましたが、
名古屋の、名古屋の、名古屋の、ヒステリックパニックは唯一無二で宇宙一カッコいいバンドだと心から自負しています。
そんなバンドをやれて幸せでした!
なんだかんだ最高の12年間でした!
バンドは無くなってしまいますが、ヒスパニが世に放った楽曲達は残り続けるのでもう少しだけ皆さんの人生のお供をさせてやってください。
僕は今後バンド活動をするつもりはありませんが、歌うことや曲を作ることを辞めることができそうにないので何らかの形で続けていけたらと思っています。
また、他のメンバーがもし音楽を続けるようでしたらそちらも応援していただけると幸いです。
改めまして、今までヒステリックパニックを応援してくれた、関わっていただいた全ての方々に心から感謝を申し上げます!
出会ってくれてありがとうございました!!!
Tack朗
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【Vo.とも】
突然の報告ですみません。
とうとう自分の音楽人生でこのコメントを書く時が来たか、と言う感じですね。15年ほどバンドをやっていますが、初めての経験です。
ただ別に珍しい事ではないと思っています。
生きていりゃ誰でも人生のどこかで失業( 退職、転職 )、失恋するでしょ。それと同じ。
そしていつかはこんな日が来るだろうと、不安症の自分は常日頃から予防線のようにずっと頭の片隅に置いていた出来事なので、意外と冷静な自分が居ます。
常々言っているけど、バンドが順風満帆に活動出来ている方がよっぽど奇跡的なんでね。
とは言え、出来ることならば解散したくなかったし、この事を残念に思ってくれている方、俺も同じ想いです。
なんだったら俺の方が辛いよ。
だってこのバンドの名付け親でも在ると同時に、自分自身がイチバンのヒステリックパニックの古参ファンでも在ると思っているから。
辛さなんて比べられるものじゃないけどね。
一緒の気持ちなのは確かです。
何故 解散なのか、一言で言えばマトモに活動出来る状態ではなくなってしまったから。
文字通り動けなくなってしまったから。
ある種の病気だと思っています。
常々言っているけど、バンドも人と同じでいつ病気になって いつ亡くなるかなんて誰にも分からない。
活動休止ならぬ、活動「 急死 」と言った感じでしょうか。
この救いようの無さも、ある意味ヒスパニっぽいなと思います。皮肉なもんですが。
「 活休 」ではなく「 解散 」と謳ったのも、自分の書く歌詞と同様に、根拠の無い希望は抱かせたくなかったから。貴方にも、俺自身にも。
少し意地の悪い事を言うと、このバッドエンドを以てして初めて「 ヒステリックパニックの完成 」なのかもしれません。
バッドエンドですが、このバンドには感謝しかないです。
何者でもなかった自分を、人生を変えてくれた存在。
身の丈に余るような、良い思いを数え切れないほどさせて貰いました。
たくさん夢を見させて貰いました。
死にたがりな俺に生きる理由をくれました。
引きこもりがちな俺を色んなところへ連れて行ってもくれました。
事後報告にはなってしまったけど、最後の最後にツアーも出来たし、全国のみんなに逢えて良かった。
自分の今後についてですが、また音楽をやるかもしれないし、やらないかもしれません。
と言うのも自分1人で何かやる(やれる)ような器用な人間ではないので、また周波数の合う 気の合う仲間と出逢えたら、その時は再びステージに戻れたらなと。
自分自身はアーティストやミュージシャンと言った格好の良いものではなく、何処まで行ってもいちバンドマンだし、そう在りたいなとも思うので。
当方ボーカル、他全パート募集。
改めまして12年間、ありがとうございました
またね☺
Vo. とも
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【Ba.おかっち】
まずはこのような解散という残念なお知らせとなり、本当に申し訳ございません。
これまで応援してくださったファンの皆さま、関係者の皆さま、スタッフの皆さま、対バンしてくれたバンドマンの皆さま、元メンバーの皆、心からありがとうございました。
12年間、悔いなく走り抜けました。
20代という青春を全て費やし、メジャーデビューも経験し、おかげさまで酸いも甘いもたくさん経験させていただき、本当に楽しかったです。
こういう曲を出して、こういうお客さんを取っていこう、こういう動きをしてブランド力を上げていこうなど、自分たちなりに考えてやってきた結果でもありますので、この決断は一つの大きな人生経験としてプラスに捉えています。
ただ、本来ならこういった状況に陥った時は、何かしらネタに変えてうまくやり過ごすんですが、今回は例外でしたね。
個人的には常に悔いが残らないように楽しくやってきたつもりですが、まだまだ遊び足りないので、僕はどんな形であれずっと音楽を続けます。
また、他のメンバーが何かしらの活動をする際は、変わらずに応援をよろしくお願いいたします。
最後に、ライブハウスでデカい音を浴びながらぐっちゃぐちゃの顔して楽しんでたみんなの顔、忘れません。最高の宝物です。
本当にありがとうございました。
ヒスパニをやってよかった!
また会いましょう!
Ba.おかっち
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【Dr.やっち】
悲しいお知らせですみません。
この度ヒステリックパニックは解散いたします。
2013年に加入して以来、ひたすらに歩み続けてきました。
めっちゃ昔だけどバンドを抜けようとしてた時もあります、本当に辛くて、シナシナになりながら友達に電話して"そんなバンド辞めなよ"って言われた事もあります。
でもなんやかんや続けて
その甲斐あってか、一緒に遊んでくれる皆との日々は間違いなく楽しいものでした。
ヒスパニやっちを評価する言葉としてよく"笑顔"と言われますが、その笑顔は皆がいるからだと思います。
ライブで楽しんでくれる皆の顔や手が、体が、俺を楽しませてくれていました。
だから俺も最高の笑顔で遊ぶ事が出来たし、そんな日々を人生の誇りとして過ごすことができました。
今後メンバーは袂を分かちます、もし活動している所をみかけたら応援してあげて下さい。きっと励みになると思います。
それでは今まで本当にありがとうございました。
ヒスパニやっちでした!GG!